計量を終えると、女王マクファーレンは挑戦者ジャクソンに首飾りをプレゼント。両者は明日、Bellator世界女子フライ級タイトルマッチで対戦する Photos(C)Bellator

 2019年12月21日(土・現地時間)アメリカ・ハワイ州オアフ島ホノルルのニール・ブレイズデル・アリーナで開催される『Bellator 236』のセレモニアル計量が、20日(金・同)に行われた。

 2days興行2日目のメインイベントはBellator世界女子フライ級タイトルマッチ。王者イリマレイ・マクファーレン(29=アメリカ)がケイト・ジャクソン(33=イギリス)の挑戦を受け、4度目の防衛戦に臨む。

 計量は女子フライ級リミットの125ポンド(56.7kg)に対し、マクファーレンが124.8ポンド(56.6kg)、ジャクソンが124.4ポンド(56.43kg)でパスした。

 マクファーレンはハワイ出身らしく、レイと呼ばれる花葉の首飾りをつけたハワイアンスタイルで登場。フェイスオフの際には対戦相手のジャクソンにその一つをプレゼントし、もてなしの気持ちを表した。

 マクファーレンはBelllator女子部門の絶対的エース。2015年1月のプロデビューから10戦全勝(2KO・TKO/6SUB)の通算戦績で無敗街道を突き進んでいる。

 2017年11月の『Bellator 186』で、エミリー・ダコーティー(アメリカ)に5R一本勝ちし、初代Bellator世界女子フライ級王座を戴冠。その後もアレハンドラ・ララ(コロンビア)に3R一本勝ち、ヴァレリー・レターノー(カナダ)に3R一本勝ち、ヴィータ・アルテアガ(アメリカ)に3RTKO勝ちし、3度の王座防衛に成功している。

 そんな絶対女王に挑むジャクソンは、2009年5月のプロデビューから11勝3敗1分(6KO・TKO/1SUB)の通算戦績を収める実力者。

 Bellatorには2017年8月の『Bellator 182』から参戦し、現在までに4試合を戦って3勝1敗と勝ち越している。唯一の黒星は、2017年12月の『Bellator 191』でレターノーに喫した判定負けだ。

 マクファーレンが故郷の大声援を受けながら、これまで通り盤石の防衛を果たすか。それとも絶対女王にジャクソンが一泡吹かせるか。後は試合開始のゴングを待つのみとなった。

<メインカード計量結果>

Bellator 236

Main Event
▼Bellator MMA世界女子フライ級タイトルマッチ -125ポンド/56.7kg
イリマレイ・マクファーレン(アメリカ/王者)
⇒124.8ポンド/56.6kg
vs
ケイト・ジャクソン(イギリス/挑戦者)
⇒124.4ポンド/56.43kg

Co-Main Event
▼フェザー級ワールドグランプリ 準々決勝 -145ポンド/65.77kg
A.J.・マッキー(アメリカ)
⇒144.6ポンド/65.59kg
vs
デレク・カンポス(アメリカ)
⇒144.9ポンド/65.73kg

Feature Fight
▼ウェルター級 -170ポンド/77.11kg
ジェイソン・ジャクソン(アメリカ)
⇒170.6ポンド/77.38kg
vs
国本起一(日本)
⇒170.1ポンド/77.16kg

Feature Fight
▼女子フライ級 -125ポンド/56.7kg
ジュリアナ・ヴェラスケス(ブラジル)
⇒125.1ポンド/56.74kg
vs
ブルーナ・エレン(ブラジル)
⇒125.8ポンド/57.06kg

Feature Fight
▼バンタム級 -135ポンド/61.24kg
ラウフェオン・ストッツ(アメリカ)
⇒135.7ポンド/61.55kg
vs
チェイデン・レイアロハ(アメリカ)
⇒135.7ポンド/61.55kg

Feature Fight
▼ライト級 -155ポンド/70.3kg
ナイノア・ダン(アメリカ)
⇒155.7ポンド/70.62kg
vs
ザック・ゼイン(アメリカ)
⇒155.9ポンド/70.72kg