Bellatorが誇るウェルター級トップファイターでファン人気も高いペイジ。その強敵を相手にBellatorデビュー戦を迎えるのはUFC参戦経験を持つ元パンクラス王者の安西だ

 2019年12月29日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『Bellator JAPAN』の出場選手インタビューが、27日(金)都内で実施された。

 メインカード第4試合の173ポンド(78.5kg)契約ワンマッチで対戦する2選手、マイケル・“ヴェノム”・ペイジ(32=イギリス)と安西信昌(34)のコメントだ。

■マイケル・“ヴェノム”・ペイジ
 その陽気なキャラクターと回転・跳躍系の蹴り技を駆使するファイトスタイルでファン人気が高く、Bellatorウェルター級でもトップクラスの実力者。テコンドーの五輪代表候補としてオファーを受けたこともあるという話しも。
 2013年4月の『Bellator 93』で迎えたプロ4戦目からBellatorに参戦し、長らく無敗をキープ。今年5月の『Bellator 221』でドゥグラス・リマ(ブラジル)とウェルター級ワールドグランプリの準決勝を戦った末に2RKO負けし、プロ15戦目にして初黒星を喫している。その後は2連勝。通算戦績は16勝1敗(10KO・TKO/3SUB)。

Q. 現在の心境は?

ペイジ「前回の試合から間もないということもあって、当初は参戦する予定ではなかったのだが、こうしてここで戦えるようになりとても嬉しい。日本は自分が戦いたい場所のリストに入っていたから」

Q. 日本で試合を戦うことについてどのように思いますか?

ペイジ「とてもエキサイティングな気持ちだよ。日本のファンがコンバットスポーツに造形が深いことも知っている。自分のファイトスタイルやスキルセットを日本の観客の前で披露できるのは最高だよ」

Q. 対戦相手への対策はどのようにしてきましたか?

ペイジ「コーチが対戦相手の研究を入念にしてくれているから、自分はリラックできている。相手の試合映像は少ししか見ていない。コーチがOKと言うなら、自分はそれを信じて戦う」

Q. 今回初めてあなたの試合を見る日本のファンに向けて、ぜひ自分のここを見て欲しいという所があれば教えて下さい。

ペイジ「自分の動きはMMAでも珍しいと思うので、まずはそうした動きに注目して欲しい。あと蹴りについては自分で決めたいと思っている技がある。それも楽しみにして欲しい」

Q. 前回の試合から短期間でのオファーだったことについてはどう考えていますか?

ペイジ「オファーを受けたというより、前回の試合後、スコット・コーカー(Bellator代表)に日本で戦わせて欲しいと願い出たんだ。その時はどうなるかは分からなかったが、こうして戦うことができるようになった。ただ、試合が組まれなくても日本大会を観戦に来ようと思っていたよ」


■安西信昌(あんざい・しんしょう)
 爆発力のある剛腕を武器にパンクラスでミドル級王者にまで上り詰め、UFC参戦も経験してきた実力者。バックボーンのレスリングで学生時代には国内外の大会で好成績を残し、2009年にパンクラスで総合格闘家としてプロデビューしている。
 UFCは2勝2敗の戦績を残して離脱。国内5年ぶり復帰の舞台には古巣パンクラスではなくDEEPを選択し、今年9月の『DEEP 91 IMPACT』では自らの頭部を負傷するアクシデントに見舞われ、負傷判定で佐藤洋一郎から勝利を収めている。通算戦績は11勝3敗(7KO・TKO/0SUB)。

Q. 現在の心境は?

安西「非常にワクワクしている。急な試合のオファーだったが、こういう大きな舞台で強い選手とやれることはチャンス以外の何でもないので、それをものにしたい」

Q. 対戦相手の印象は?

安西「特徴のあるファイター。誰もが知っている。それを倒してこそ、だと思うので。挑発とか長い攻撃に気をつけて、自分を出していきたい」

Q. 短い準備期間でしたがどのような対策をしてきましたか?

安西「自分が持っているもの、しっかりと使えるものを選んで、それをぶつけていくことが作戦」

Q. Bellatorと契約できたことについてはどのように思っていますか?

安西「UFCの頃から北米でやることが僕の目標だったので、こうしてBellatorで戦えるようになったことは嬉しい」

Q. どのような試合にしたいですか?

安西「日本の年末を盛り上げる、そういう試合をやっていきたい。おとなしい試合はできないので(笑)」