2020年6月20日（土・現地時間）オランダ・南ホランド州ロッテルダムで開催が予定されていた『GLORY 78: Rotterdam』について、主催のGLORYは新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、延期することを4月17日（金・同）発表した。
同大会ではバダ・ハリ（35＝モロッコ）がGLORYヘビー級ランキング2位のベンジャミン・アデグバイ（35＝ルーマニア）を相手に、半年ぶりとなる復帰戦を戦う予定だった。
すでに購入分のチケットについては、当該大会の新たな開催日まで有効となるが、もしその日程に来場できない場合は、払い戻しを受けることができる。
GLORYは2月29日（土・現地時間）オランダ・ユトレヒト州ユトレヒトで『GLORY 75: Utrecht』を開催したが、その後は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、3月28日（土・同）ベルギー・アントワープで開催予定だった『GLORY 76: Antwerp』、5月30日（土・同）アメリカ・フロリダ州マイアミで開催予定だった『GLORY 77: Miami』の2大会を延期していた。
GLORYのマーシャル・ゼラズニクCEOは、「COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の感染拡大抑制において、（社会的距離を保つこと、在宅隔離・検疫の措置を取ること、公共の場に人が集まるのを制限・禁止すること、都市封鎖を実施することなどの）対応策は不可欠となっている。ファン、選手、スタッフ、そして一般市民の健康と安全が、如何なる時においても最重要事項だ。我々は事態が終息に向かい、GLORYが作り出す興奮の世界へと再びファンを導ける日を楽しみにしている」とコメントしている。
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