2020年3月6日（金・現地時間）アメリカ・カンザス州カンザスシティのメモリアル・ホールで開催される『PHOENIX SERIES 3』の前日計量が、5日（木・同）行われた。計量は全選手がパスしている（結果はページ下部に記載）。
PHOENIX SERIES（フェニックス・シリーズ）はInvicta FCが昨年から新たにシリーズ化した8人制の1dayトーナメントを基本とする大会だが、第3回となる今大会のメインイベントでは、トーナメントとは別に同階級の王座決定戦も組まれている。
サラ・カフマン（カナダ）がPFL参戦に伴い返上したInvicta FC世界バンタム級王座を懸け、リサ・ヴァーゾサ（24＝アメリカ）とユリア・ストリアレンコ（26＝リトアニア）が対戦する。
ヴァーゾサは2018年5月の『Invicta FC 29』でプロデビューして以来、現在まで土付かずの5連勝（0KO・TKO／0SUB）。他団体での試合が1戦あったため、Invicta FCでは5戦目での初タイトルマッチということになる。
対するストリアレンコはInvicta FC初参戦でいきなりのタイトルマッチだ。プロデビューは2012年4月。母国リトアニアのBushido LithuaniaやKing of Kingsなどを主戦場とし、2018年にはUFCとの契約を目指して争うTUF女子フェザー級トーナメントの準決勝まで勝ち進んだ。
同年11月に行われたTUFの3位決定戦でレア・ノットソン（アメリカ）に判定負けしたが、その後はリトアニアとポーランドで試合に出場し、4戦連続1R1分以内で一本勝ちという無双状態。通算戦績を8勝3敗2分（0KO・TKO／8SUB）としている。
このストリアレンコだが、日本との繋がりもある。2017年1月に旗揚げされて10月まで活動した女子格闘技イベント「SEI☆ZA」を中心選手として牽引したほか、ラウェイの試合にも出場し、同年11月にILFJ（インターナショナル・ラウェイ・フェデレーション・ジャパン）認定の女子62kg級王座を獲得。昨年10月にも後楽園ホールでラウェイの試合を戦い、TKO勝利を飾っている。
勢いのある二人がぶつかるタイトルマッチ。王座を掴むのは日本でも活躍したストリアレンコか、それとも負け知らずの新星ヴァーゾサか。
＜計量結果＞
※タイトルマッチ以外の試合は1ポンドまでの超過が認められている。
Main Event
▼Invicta FC世界バンタム級タイトルマッチ −135ポンド／61.24kg 5分5R
リサ・ヴァーゾサ（アメリカ）
⇒134.2ポンド／60.87kg
vs
ユリア・ストリアレンコ（リトアニア）
⇒134.2ポンド／60.87kg
Co-Main Event
▼バンタム級トーナメント 決勝 5分3R
TBD
vs
TBD
▼ストロー級 −115ポンド／52.16kg 5分3R
ケイ・ハンセン（アメリカ）
⇒115.9ポンド／52.57kg
vs
リアーナ・ピロシン（ブラジル）
⇒116ポンド／52.62kg
▼バンタム級トーナメント リザーブ戦（2） 5分1R
ミッツィ・メリー（アメリカ）
⇒135.5ポンド／61.46kg
vs
モーガン・ヒッカム（アメリカ）
⇒135.6ポンド／61.51kg
▼バンタム級トーナメント リザーブ戦（1） 5分1R
ケリー・クレイトン（アメリカ）
⇒135.5ポンド／61.46kg
vs
フロリーナ・モーラー（ルーマニア）
⇒135ポンド／61.24kg
▼バンタム級トーナメント 準決勝（2） 5分1R
TBD
vs
TBD
▼バンタム級トーナメント 準決勝（1） 5分1R
TBD
vs
TBD
▼バンタム級トーナメント 1回戦（4） 5分1R
ティニーシャ・テネット（アメリカ）
⇒135.7ポンド／61.55kg
vs
ブリトニー・ヴィクトリア（アメリカ）
⇒135.1ポンド／61.28kg
▼バンタム級トーナメント 1回戦（3） 5分1R
ジュリア・オットリーノ（アメリカ）
⇒134.7ポンド／61.1kg
vs
ホープ・チェイス（アメリカ）
⇒135.8ポンド／61.6kg
▼バンタム級トーナメント 1回戦（2） 5分1R
クレア・ガスリー（アメリカ）
⇒135.7ポンド／61.55kg
vs
テイラー・グアルダード（アメリカ）
⇒135.8ポンド／61.6kg
▼バンタム級トーナメント 1回戦（1） 5分1R
ケリ・ケネソン（アメリカ）
⇒135.5ポンド／61.46kg
vs
セリーナ・デヘズース（アメリカ）
⇒135.3ポンド／61.37kg