UFCは2020年3月12日(木)、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、2大会の開催地変更などを伝える声明を発表した。
開催地変更となったのは、3月28日(土・現地時間)アメリカ・オハイオ州コロンバスで開催予定だった『UFC Fight Night:ガヌー vs. ホーゼンストライク』(UFC on ESPN 8)、及び4月11日(土・同)オレゴン州ポートランドで開催予定だった『UFC Fight Night:オーフレイム vs. ハリス』(UFC Fight Night 172)。
いずれのイベントも日時は変わらず、舞台をネバダ州ラスベガスのUFC APEX(UFC エイペックス=UFC本社に隣接した施設)に移し、無観客での実施となる。
イベントの開催については、オハイオ州が100人を超える規模のもの、オレゴン州が250人を超える規模のものを感染の拡大予防としてそれぞれ禁止。これらを受けての開催地変更となった。
また、3月14日(土・同)ブラジル・ブラジリアのジナシオニルソンネルソンで開催する『UFC Fight Night:オリベイラvsリー』(UFC Fight Night 170)についても、無観客となることが既に発表されている。
以下、UFCの公式サイトより引用(http://jp.ufc.com/news/34997)。
UFCはネバダ州アスレチック・コミッションのエグゼクティブディレクターであるボブ・ベネット氏と直接的に連絡を取り合い、出場するアスリートの健康と安全を確実にするため、出場選手に新型コロナウイルスの検査を実施すべく取り組んでおります。
いずれのイベントもアメリカ国内では『ESPN』が生放送ならびにライブ配信し、その他の国や地域ではUFCの各メディアパートナーが中継する予定です。日本ではUFC公式サイトでライブ配信することになっております。
オハイオならびにオレゴンのファンの方々におかれましては非常に失望されていることと存じます。チケット購入者の皆さまには購入場所にて全額返金いたします。状況が許すようになったあかつきには、コロンバスとポートランドを訪れるときを楽しみにしています。
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