12月20日(金・現地時間)アメリカ・ハワイ州オアフ島ホノルルのニール・ブレイズデル・アリーナで『Bellator 235(Bellator and the USO Present: Salute the Troops)』が開催されました。以下、試合レポート・結果です。※試合順を入れ替えている箇所があります。

Photos(C)Bellator

Co-Main Event
▼126.8ポンド(57.52kg)契約 5分3R
○アレハンドラ・ララ(25=コロンビア) 
判定3-0 ※30-26、30-26、30-26
×ヴィータ・アルテアガ(32=アメリカ)
※ララは女子フライ級規定体重をオーバー、試合は契約体重で実施。 

アルテアガをダウンさせたララの左ハイ

 元Bellator世界女子フライ級タイトルコンテンダー対決。ララは昨年6月の『Bellator 201』で、王者イリマレイ・マクファーレン(アメリカ)に3R一本負け。対するアルテアガは今年4月の『Bellator 220』で、マクファーレンに3RTKO負けしている。

 通算戦績はララが8勝3敗(4KO・TKO/3SUB)、アルテアガが5勝3敗(1KO・TKO/1SUB)。ララが前日計量をパスできなかったため、試合は126.8ポンド(57.52kg)の契約体重で行われた。

 1R、構えはララがサウスポー、アルテアガがオーソドックス。いきなりパンチの打ち合いで開戦。ほどなくするとララが組みつき、アルテアガをケージに押し込みながらのパンチとエルボーで攻勢に出る。

 ララが離れたところでパンチを当てにいきたいアルテアガだが、なかなか距離を縮めることができず、左ミドルを喰らったり踏み込み際を左ローで刈られたりと形勢は不利。終了間際にララが左ミドルをもろに喰らわせ、アルテアガの動きを止める。

 2R、巻き返したいアルテアガはパンチの連打で仕掛けるも、なかなか当てることができず、巧く距離を取るララに左ストレートと左ミドルを返されてしまう。すると残り時間2分を切ったところでララの左ハイがクリーンヒット。アルテアガはダウンする。

 すぐに立ち上がってきたアルテアガに対し、ララはパンチのラッシュ。アルテアガはこの猛攻をなんとかしのいで抜け出すが、終了間際にも左ハイを被弾しかけるなど、危ない展開が続く。

 3R、アルテアガが拳を振るいながら前に出てくれば、ララは打ち合いに応じつつ前蹴りを返す。やはりなかなか拳を相手に届かせることができないアルテアガ。ララはバックハンドブローからの上段後ろ回し蹴りも繰り出す。

 アルテアガはケージに押し込まれたところで、再びララの猛攻にさらされ、エルボーでアゴを突き上げられる場面も。アルテアガの顔面は血で真っ赤。ララは仕留めきることこそできなかったが、終盤にかけてはアルテアガをサンドバッグ状態へと追い込み、大差の判定勝ちを収めた。


Main Event
▼ヘビー級 5分3R
-ジョシュ・バーネット(アメリカ)
試合中止
-ホニー・マークス(ブラジル)
※ジョシュが大会当日に体調不良となり試合中止。

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Main Event
▼141.4ポンド(64.14kg)契約
 5分3R
○トビー・ミセッチ(アメリカ) 
KO 1R 54秒
×エリック・ペレス(メキシコ) 
※ミセッチはバンタム級規定体重をオーバー、試合は契約体重で実施。

Feature Fight
▼フェザー級 5分3R
○タイワン・クラクストン(アメリカ) 
判定3-0 ※30-27、30-27、30-27
×アケオ・ブライドン(アメリカ) 

Feature Fight
▼ウェルター級 
○ジョーイ・ディヴィス(カナダ) 
TKO 1R 3分55秒
×クリス・シスネロス(アメリカ) 

Prelim Fight
▼180ポンド(81.65kg)契約
○ハンター・イーワルド(アメリカ) 
一本 1R 1分42秒 ※リアネイキドチョーク
×ブライセン・ボロハオ(アメリカ) 

Prelim Fight
▼ミドル級 
×タイ・グワーダー(アメリカ) 
判定3-0 ※30-27、30-27、29-26
○ジョセフ・クレエール(アメリカ)

Prelim Fight
▼バンタム級
○キャス・ベル(アメリカ) 
判定3-0 ※30-27、29-28、30-27
×ピエール・ダグザン(フランス)