2019年12月21日(土・現地時間)オランダ・ヘルダーラント州アルンヘムのヘルレドームで開催される『GLORY: COLLISION 2』及び『GLORY 74: Arnhem』の前日計量が、20日(金・同)に行われた。全選手の計量結果は下記の通り。
他の選手が次々とパスしていく中、今大会で5度目の王座防衛を目指すGLORY世界ミドル級王者アレックス・ペレイラ(32=ブラジル)が唯一苦しんだ。
挑戦者の同級1位エルトゥルール・バイラク(27=トルコ)がリミットちょうどの85.0kgで計量を一発クリアーする中、ペレイラは1度目でリミット300gオーバーの85.3kg。再計量でも落としきれず、不安がよぎったが、3度目のトライでリミット200gアンダーの84.8kgとなり、無事にパスした。
ペレイラの前回の試合出場は9月の『GLORY 68: Miami』で、この時は階級を一つ上げてGLORY世界ライトヘビー級暫定王座決定戦に臨み、ドネギ・アベナ(スリナム)に3RKO勝ち。ミドル級に続き、暫定ながらもライトヘビー級のベルトも手に入れ、GLORY史上初の二階級同時制覇を達成している。
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<計量結果>
GLORY: COLLISION 2
Main Event
▼GLORY世界ヘビー級タイトルマッチ +95kg
リコ・ヴァーホーベン(オランダ/王者)
⇒118.2kg
vs
バダ・ハリ(モロッコ/挑戦者)
⇒108.9kg
Co-Main Event
▼ライトヘビー級 -95kg
ルイス・タヴァレス(オランダ/同級2位)
⇒94.3kg
vs
ステファン・サスペラギー(フランス/同級5位)
⇒93.7kg
Featured Fight
▼ライト級 -70kg
モハメド・ジャラヤ(モロッコ)
⇒69.6kg
vs
マサロ・グランダー(南マルク)
⇒69.8kg
Featured Fight
▼フェザー級 -65kg
ザカリア・ゾウガリー(モロッコ/同級4位)
⇒64.6kg
vs
エイサー・テン・パウ(アメリカ/同級6位)
⇒64.8kg
GLORY 74: Arnhem
Super Fight
▼GLORY世界ミドル級タイトルマッチ -85kg
アレックス・ペレイラ(ブラジル/王者)
⇒85.3kg * ⇒84.8kg(再々計量)
vs
エルトゥルール・バイラク(トルコ/同級1位/挑戦者)
⇒85.0kg
Super Fight
▼フェザー級 -65kg
セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ/同級1位)
⇒64.5kg
vs
アレクセイ・ウリアノフ(ロシア/同級3位)
⇒64.8kg
Super Fight
▼ライトヘビー級 -95kg
マイケル・ドゥート(オランダ/同級6位)
⇒94.8kg
vs
アリエル・マチャド(ブラジル)
⇒94.1kg
Super Fight
▼ライト級 -70kg
イタイ・ガーション(イスラエル/同級7位)
⇒69.6kg
vs
リー・ヂァォイェン[Zhaoyang Li](中国)
⇒69.2kg
Under Card
▼ヘビー級
ジャファー・ウィルニス(オランダ/同級4位)
⇒112.3kg
vs
アントニオ・プラズィバット(クロアチア/同級6位)
⇒107.7kg
Under Card
▼ミドル級 -85kg
ドノヴァン・ヴィッセ(スリナム/同級2位)
⇒84.7kg
vs
シーザー・アルメイダ(ブラジル)
⇒84.8kg
Under Card
▼ヘビー級 +95kg
ジハド・ケペネク(トルコ/同級8位)
⇒112.0kg
vs
ノーディーン・マハディーン(フランス/同級10位)
⇒105.4kg
Under Card
▼ミドル級 -85kg
ケヴィン・ヴァン・ヒークレン(オランダ/同級9位)
⇒84.0kg
vs
アーリック・ボケメ(コンゴ/同級10位)
⇒84.6kg
Under Card
▼女子バンタム級 -55.3kg
イー・シュィー[Yi Xu](中国)
⇒54.8kg
vs
レベッカ・アーウィン(アメリカ)
⇒54.5kg
※選手の国籍はGLORYの表記に合わせています。