ONE Championship(以下ONE)が2020年4月27日(月)、団体初となる公式ランキングを発表した。※全ランキングはページ下部に記載
ランキングが設立されたのは、総合格闘技(MMA)、キックボクシング、ムエタイの3競技。「勝敗」「最近の試合結果・パフォーマス」「対戦相手のレベル」などを判断基準とし、階級ごとに5位まで順位づけられた。
今回の発表では総合格闘技で日本人選手11名がランクイン。昨年5月の初参戦からONEで3戦全勝と好調の佐藤将光(32)がバンタム級2位となったほか、ONEで王座戴冠歴のある猿田洋祐(32)がストロー級1位、内藤のび太(36)が同級2位、青木真也(36)がライト級5位に入った。
ヘビー級やミドル級などランキングが未発表の階級については、今後明らかにされるとのことだ。
ONEのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOは、「公式ランキングを今回初めて発表できることを大変嬉しく思う。公式ランキング設立の目的は、アスリートに対してより明確で透明性のある評価を設けること。それはワールドチャンピオンに向けて夢を追いかけるアスリートたちの活力となるだろう。ファンにとっては、アスリートのランキング変動をチェックすることで、より身近にアスリートを追いかけ応援することもできる」と、ランキング設立の意義を説明している。
なお、ランキングの決定には18名の元選手やメディア関係者が携わる。元選手として、ONEで副社長を務める元UFC世界女子バンタム級王者ミーシャ・テイト氏(アメリカ)、ONEの人材育成・発掘を目指す大会(ONE Warrior Series)でホストを務める元UFC世界ミドル級王者リッチ・フランクリン氏(アメリカ)、メディア関係者として、日本から『MMA PLANET』の高島学氏と『Abema TV』の北野雄司氏が名を連ねた。
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<ONE Championship公式ランキング> ※2020年4月27日時点
総合格闘技
▼ライト級 77.1kg以下
王者 クリスチャン・リー(シンガポール)
1位 ユーリ・ラピクス(モルドバ)
2位 ザイード・フセイン・アサラナリエフ(ロシア)
3位 ピーター・バウシュト(オランダ)
4位 ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
5位 青木真也(日本)
▼フェザー級 70.3kg以下
王者 マーティン・ニューイェン(ベトナム、オーストラリア)
1位 クリスチャン・リー(シンガポール)
2位 松嶋こよみ(日本)
3位 タン・リー(ベトナム、アメリカ)
4位 山田哲也(日本)
5位 ゲイリー・トノン(アメリカ)
▼バンタム級 65.8kg以下
王者 ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
1位 ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
2位 佐藤将光(日本)
3位 ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)
4位 上久保周也(日本)
5位 竹中大地(日本)
▼フライ級 61.2kg以下
王者 アドリアーノ・モラエス(ブラジル)
1位 デメトリアス・ジョンソン(アメリカ)
2位 ダニー・キンガッド(フィリピン)
3位 カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
4位 若松佑弥(日本)
5位 リース・マクラーレン(オーストラリア)
▼ストロー級 56.7kg以下
王者 ジョシュア・パシオ(フィリピン)
1位 猿田洋祐(日本)
2位 内藤のび太(日本)
3位 レネ・カタラン(フィリピン)
4位 アレックス・シウバ(ブラジル)
5位 リト・アディワン(フィリピン)
▼女子ストロー級 56.7kg以下
王者 ション・ジンナン(中国)
1位 ティファニー・テオ(シンガポール)
2位 ミッシェル・ニコリニ(ブラジル)
3位 アンジェラ・リー(シンガポール)
4位 三浦彩佳(日本)
5位 マイラ・マザール(ブラジル)
▼女子アトム級 52.2kg以下
王者 アンジェラ・リー(シンガポール)
1位 デニス・ ザンボアンガ(フィリピン)
2位 メン・ボー(中国)
3位 リン・ホーチン(中国)
4位 山口芽衣(日本)
5位 ジナ・イニオン(フィリピン)
キックボクシング
▼ライト級 77.1kg以下
王者 レギン・アーセル(オランダ)
1位 ニキー・ホルツケン(オランダ)
2位 ムスタファ・ハイダ(モロッコ)
3位 アンソニー・ヌジョクアニ(ナイジェリア)
4位 アンディ・サワー(オランダ)
5位 エリオット・コンプトン(オーストラリア)
▼フェザー級 70.3kg以下
王者 空位
1位 ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
2位 スーパーボン・バンチャメーク(タイ)
3位 タイフン・オズカン(トルコ)
4位 サミー・サナ(フランス、アルジェリア)
5位 ヨドサンクライ・IWE・フェアテックス(タイ)
▼バンタム級 65.8kg以下
王者 アラヴァディ・ラマザノフ(ロシア)
1位 ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
2位 センマニー・サティアンムエタイ(タイ)
3位 ジャン・チェンロン(中国)
4位 リアム・ハリソン(イギリス)
5位 ロドレック・PK・センチャイムエタイジム(タイ)
▼フライ級 61.2kg以下
王者 イリアス・エナッシ(オランダ、モロッコ)
1位 ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
2位 スーパーレック・キアトモー9(タイ)
3位 ボルター・ゴンサルベス(ブラジル)
4位 パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
5位 エリアス・マムーディ(アルジェリア)
▼ストロー級 56.7kg以下
王者 サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
1位 アスティミール・ボルゾフ(ロシア)
2位 ワン・ジュングァン(中国)
3位 ロッキー・オグデン(オーストラリア)
4位 ジョシュ・トナー(オーストラリア)
5位 ダレン・ローラン(フランス)
▼女子アトム級 52.2kg以下
王者 ジャネット・トッド(アメリカ)
1位 スタンプ・フェアテックス(タイ)
2位 アルマ・ユニク(オーストラリア)
3位 チュアン・カイティン(台北)
4位 アン・リン・ホグスタッド(ノルウェー)
5位 エカテリーナ・ヴァンダリーバ(ベラルーシ)
ムエタイ
▼フェザー級 70.3kg以下
王者 ペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)
1位 スーパーボン・バンチャメーク(タイ)
2位 ジャマール・ユスポフ(ロシア)
3位 スモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)
4位 サミー・サナ(フランス、アルジェリア)
5位 ヨドサンクライ・IWE・フェアテックス(タイ)
▼バンタム級 65.8kg以下
王者 ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
1位 センマニー・サティアンムエタイ(タイ)
2位 ボボ・サッコ(フランス)
3位 クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)
4位 アラヴァディ・ラマザノフ(ロシア)
5位 ムアンタイP.K.センチャイムエタイジム(タイ)
▼フライ級 61.2kg以下
王者 ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
1位 パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
2位 スーパーレック・キアトモー9(タイ)
3位 ジョナサン・ハガティ(イギリス)
4位 エリアス・マムーディ(アルジェリア)
5位 ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)
▼ストロー級 56.7kg以下
王者 サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
1位 ジョシュ・トナー(オーストラリア)
2位 ロッキー・オグデン(オーストラリア)
3位 ダレン・ローラン(フランス)
4位 アンディ・ハウソン(イギリス)
5位 ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)
▼女子アトム級 52.2kg以下
王者 スタンプ・フェアテックス(タイ)
1位 ジャネット・トッド(アメリカ)
2位 アン・リン・ホグスタッド(ノルウェー)
3位 アルマ・ユニク(オーストラリア)
4位 エカテリーナ・ヴァンダリーバ(ベラルーシ)
5位 ラズマ・アブバク(フィリピン)
ONE公式アスリートランキング審査員
トム・テイラー(BJPenn.com)
スチュワート・フルトン(MMA in Japan)
ニコラス・エイトケン(South China Morning Post)
イアン・シャッツ(Lowkick MMA)
サンティーノ・ホナサン(ABS CBN)
JM・シアサット(GMA Network)
高島 学(MMA PLANET)
北野雄司(Abema TV)
ジェームズ・ゴイダー(AsianMMA.com)
マルセロ・アロンソ(Tatame Magazine)
サザリ・アブドゥル・アジズ(Straits Times)
ウォラパス・アルンパクディー(Thairath TV)
ポプトーン・ルンサマイ(Champ Magazine)
ワンロップ・サワスディー(MGR Online)
アダム・カヨーム(元格闘技アスリート)
アン・オスマン(元格闘技アスリート)
リッチ・フランクリン(元格闘技アスリート)
ミーシャ・テイト(元格闘技アスリート)