元K-1ヘビー級王者アントニオ・プラズィバット(右)のワンデートーナメント出場が決定。1回戦はノーディーン・マハディーン(左)との約1年半ぶり再戦となる Photos(C)GLORY

 現地時間2020年11月7日(土)にオランダで開催される『GLORY 76』(無観客)の新たな対戦カードが発表され、元K-1 WORLD GPヘビー級王者アントニオ・プラズィバット(26=クロアチア)が4人制のヘビー級ワンデートーナメントに出場することが決まった。

 プラズィバットは2017年11月のK-1初代ヘビー級王座決定トーナメントで優勝した実績を持ち、現在はGLORYで活躍中。新天地でいきなり3連勝をマークし、ランキングもヘビー級5位にまで上げている。

 そんな好調のプラズィバットが、今回のトーナメントの準決勝(1回戦)で対戦するのは、同級9位のノーディーン・マハディーン(30=フランス)だ。

 両者は昨年6月の『GLORY 66: Paris』で一度拳を交えており、この時はプラズィバットが判定勝ちした。マハディーンにとっては1年半ぶりのリベンジマッチとなる。

 また、もう一つのブロックでは、GLORY初参戦の元Enfusionヘビー級王者レヴィ・リグターズ(25=オランダ)が、同級6位のアルカディウシュ・ゾセク(28=ポーランド)と決勝進出を争う。

 なお、トーナメントの優勝者には、ランキング4位以内のトップランカーとの試合権が与えられるとのことだ。

 そのほか、プレリムのカードも新たに1試合が発表されている。

 今大会は既報の通り、メインイベントはベンジャミン・アデグバイ(35=ルーマニア)vsバダ・ハリ(35=オランダ)のヘビー級次期挑戦者決定戦、セミメインイベントがセドリック・ドゥンベ(28=フランス)vsマーセル・グローエンハート(33=オランダ)のウェルター級王座統一戦となる。

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<追加カード>

▼ヘビー級トーナメント・準決勝B
アントニオ・プラズィバット(クロアチア/同級5位)
vs
ノーディーン・マハディーン(フランス/同級9位)

▼ヘビー級トーナメント・準決勝A
アルカディウシュ・ゾセク(ポーランド/同級6位)
vs
レヴィ・リグターズ(オランダ)

プレリム
▼ライト級
ジョス・ヴァン・ベルゼン(オランダ)
vs
ダミアン・ヨハンセン(オランダ)

<既報カード>

メインイベント
▼ヘビー級タイトルコンテンダーマッチ
ベンジャミン・アデグバイ(ルーマニア/同級2位)
vs
バダ・ハリ(オランダ/同級3位)

セミメインイベント
▼ウェルター級王座統一戦
セドリック・ドゥンベ(フランス/正規王者)
vs
マーセル・グローエンハート(オランダ/同級1位/暫定王者)